練習箇所

・Das neugebor’ne Kindelein(BuxWV13)
・Magnificat(BuxWV Anhang1)

記事

全体発声:42分

<内容>

★Das neugebor’ne Kindelein(BuxWV13)
90小節(14ページ)から最後まで練習しました。
・118小節(バス):歌い出す練習を何度かしました。通奏低音の動きと歌のバスの動きが違うので注意。
※練習ではやりませんでしたが、ページをめくって2分の3拍子に入ったタイミングを聞き逃さないようにしましょう。
・121小節:3拍目のハーモニーに注意。ドミナントの和音を綺麗に決めましょう。第3音となるバスのFisが鍵です。
・123小節:1拍目のハーモニーに注意。バスはその前(122小節)がG-H-Dの和音で終わっているのに、ここでBを出さないといけない(B-D-Fの和音)。このピッチを正しく取りましょう。
・125小節~:各パート”auf”の言葉が出てきます。最後[f]の子音を必ず内側に入れてください。バスは145小節ソプラノとよく合わせて切る。残らないこと。
ほかの子音も同様です。(ex.135小節”Leid”, 157小節”Zeit” など)
・143小節(バス):1拍目のFの音。アルトのEとのぶつかりが難所です。何度も指摘されていますが「気を確かにもって」アルトにぶつけに行ってください。
・150小節~:”Jesulein” 母音が変わるところで音が揺れないように。特に同じ音の高さで譜記されている場合は注意要(ex.バス150小節など)。[u]が日本語のウにならないようにすること。
・151小節(バス):2拍目のFは上から入り直すこと。裏技?少し前の”-su-“から切って入り直しても可。

★Magnificat(BuxWV Anhang1)
5月17日以来、約2ヶ月ぶりの練習でした。だいぶ忘れているようなので、各自復習をお願いします。
・86小節(テノール):出だしの”et”の[e]は口を開ける。長母音にならないように。
・90小節(アルト):声楽の声で。喋り声にならないように。6のポジションを意識して上に伸びる声でお願いします。
・96小節~(バス):コンマの位置を意識してフレージングすること。子音をもっと立てないとフランス語っぽく聴こえてしまいます。きちんと発音しましょう。
・124,125小節(アルト、テノール):アルトはもっと張った声で歌い出します。同じ音でテノールが続きます。ここは完全ファルセットにはしない。
・154小節(アルト):最後までピッチを保つこと。しっかり支えのある声で。
・156小節~(バス):出だしは躊躇しないで出る。直前に息を吸わない。ブレスは次の小節ですれば良い。2拍目の[u]の母音に注意。
158小節”plevit”最初の[p]をもっと前に出します。
159小節から3回出てくる”et”はアウフタクトにする。軽く短く、そして語尾の[t]をきちんと入れる。それによって次の”divites”が生きてきます。
161小節”dimisit”の[s]は濁ります。そして、語尾を必ず入れましょう。
173小節3拍目の6度の下降跳躍は何度も練習してできるようになったので忘れないように復習お願いします。
・196小節:”sicut”の語尾[t]を全員で揃えて入れる(特にバスが語尾がない時があるので注意)。無声子音の『時間』を作りましょう。
・233小節(アルト):前を向いて歌いましょう。楽譜に向って歌っていても何も伝わりません。
・234~236小節(アルト・テノール):八分音符を丁寧に。滑らないよう注意。
・239小節:この言葉は”patri”です。語尾に子音はありませんので注意。(243小節も同様)
・255小節, 257小節:下降形のメロディを丁寧に通過すること。だれ下がらない。

備考

♪演奏会参加費の説明をしました。各自確認のほどよろしくお願いいたします。