練習箇所

・Jubilate Deo
・Was betrübst du dich,meine Seele
・Ein Kind ist uns geboren
・Meine Seele erhebt den Herren

記事

全体発声:31分

<内容>

主に指揮に合わせて歌う練習をしました。
曲の途中でテンポが変わるところは勿論、歌詞の内容によって表現を変えるところも
指示しているので、なるべく楽譜から自由になって指揮を見てください。
また、楽譜を見ていると(視覚を使う)と耳が働かずピッチが下がります。
声が重たくならないように。重たい声も必ずピッチが下がります。倍音がたくさんあるいい発声で歌いましょう。

★Meine Seele erhebt den Herren

・10〜22小節:”mein Geist”ブツブツ切らず、繋がって。”sich”にアクセントをつけない。
・14小節:”Gottes〜Heilandes”は味わい深く歌いましょう。
     その前の”und mein Geist freuet sich”は躍動感溢れる感じで音符が書かれているのに対し、ここは長いフレーズとなっています。このように楽譜から文章のニュアンスの違いが読み取れます。指揮者もそのように振っていますので、必ず指揮を見ましょう。
・23小節:”Denn”(それというのも)理由を述べる時に使う言葉なので、しっかり歌い始める。
・40小節〜:”Denn”裏拍から始まるが23小節と同様、しっかり歌い始める。
・40〜51小節:勇ましく前向きに。
・51〜56小節:堂々と宣言する。
・54小節:増和音の響きをしっかり膨らませる。
・57〜66小節:暖かいものを慈しみながら。この57小節から始まるフレーズは、64小節まで持っていきましょう。
・65小節:”fürchten”(恐れる者は)大事な言葉なので、入れ込んで歌う。
・70小節〜:”zerstreuet”の”reu”の部分を音符に乗せる。また鋭いアクセントを付けます。
・73小節〜:”die hoffärtig sind in ihres Herzens Sinn”は1フレーズで。
・87〜92小節前半とそれ以降の部分は真逆の雰囲気になります。指揮をよく見て表現しましょう。
・106小節:”Hungerigen”の”Hu”は口の中でウの母音を作らない。また”H”の子音も言わない。
・120小節(男声):女声に続いてたたみかけるように入る。エネルギーが途切れないように。
・125小節〜:ゆったりめのテンポで入るが少しずつ前向きのテンポに上がっていきます。
・125小節(アルト):”Er”と”denket”を離す。
・152小節〜:フレーズの終わりに向かってrit.しています。必ず指揮を見ましょう。

たくさんの細かい表現の指示がありましたが、全て指揮でそのように表現していますので、なるべく楽譜から目を離して歌いましょう。また歌詞の意味も予めわかっていると、なぜそのように表現するのかも分かり易いと思います。

備考