練習箇所
・Inter brachia salvatoris mei(SWV82)
・Passions – Quid commisisti, o dulcissime puer(SWV56)~23小節まで
記事
天候:晴、気温14度
全体発声51分
フースラーのメソッドによる発声練習
アンザッツ 1
声帯の筋肉は緊張しない
取り囲む周りの筋肉が声帯を寄せている
声帯が緊張していないので
案外高いところ、案外低いところまで出る
でもボリュームのある声は出ない
アンザッツ2
喉仏と胸骨を結ぶ筋肉が緊張し、喉仏を下の方に安定する
案外明るい前向きの声が出る。くぐもったどっしりした声ではない。
アンザッツ3
-鼻の付け根
もっと声帯の筋肉が働き出す
声帯がピントはり、だいぶしっかりと閉じ出すが、まだ
ピッタリ閉じてはいないので少々荒々しい。でも前の方に開いて気持ちよく声が出る感覚
-上あご
さらに声帯がピタッと閉じ響きが倍音が多いブラスのようなメタリックな響き
あまり大きな声を出そうとすると破綻する
声帯の筋肉の全体ではなく、くっついている部分が振動しているので大きな声は出ない。
フースラーの本によると西洋音楽における声楽的な声とは要約すると。。。
機能的な面 声帯が最小限の緊張度で最大限の伸長を受けている状態
それは喉仏の懸垂機構がうまく働いている状態
★ Inter brachia salvatoris mei(SWV82)
前回の復習で48小節から曲の終わり(62小節)までを主に確認し、最後に全体を通した。
・57~60, 50~51小節 バスから入ってテノールが入るところを念入りに練習した。
・テノール:歌い出しの “nec” 慎重になり過ぎずはっきり出るように
・バス:52小節のドのシャープ、 54小節のドのナチュラルの音程に注意
・テノール:47小節シの音程、フラットに引っ張られないよう注意
・付点の後ろの16分音符詰めすぎないように注意、ソプラノ、アルト、テノールのそれぞれの大きい付点のリズムと短い付点のリズムが噛み合うことに留意
★ Passions – Quid commisisti, o dulcissime puer(SWV56)
・~23小節までボカリーゼにて音とりをした。
次週は、SWV56の続きをする。