練習箇所
・全曲
記事
昨日に引き続き、臨時の休日練習を行いました。
全体発声:40分
<内容>
★Alles was ihr tut (BuxWV4)
昨年12月21日以来、2ヶ月ぶりの練習でした。
<第2楽章>
・[u]の母音に注意。”tut”, “Jesu”など、日本語の「ウ」にならないように。
・”Werken”の語尾は曖昧母音です。「〇〇ケン(県)」にならないように。
・9小節:ハーモニーを決めましょう。特にバスはオクターヴ上がるので注意。アルトも男声と5度を作ることを意識してください。
・16小節(バス):1拍目の下のGは素早く処理して次のフレーズを歌い出します。
・16小節〜:8分音符で”danket”と歌う箇所は前の”dan-“を長く、語尾の”-ket”は短く歌います。これは他の言葉(”Worten”, “Namen”等)でも同様です。8分音符2個を同じに並べないこと。
・24小節(バス):3拍目のGはナチュラルです。今日は最後まで克服できなかったので、各自復習をお願いします。
・25小節(バス):2拍目裏からの上昇音形は低い音ですが裏声の混ざった軽い声で。
・27小節〜:”und dem”の歌詞が2拍目に出てきます。ここは弱拍ですので歌い込まないように。その前の”Gott”, “ihn”や、後の”Vater”に重みが来るように。
<第4楽章>
・こちらも[u]の母音に注意。”nur”, “aufzuopfern”など、日本語のウにならないように。
・”Höchster”のオーウムラウトをしっかり作りましょう。
・1小節:4拍目裏からの”alleine”は、前の”dir”と分けて言い直す。アルトは特に半音下がるので、分けることでピッチも安定します。
・2小節:1拍目の後もフレーズを分けます。次の”alles”から全員で新しいフレーズを始めましょう。
・4小節:”auf-zu-opfern” “auf-“の[f]、”-opfern”の[p]など、子音をしっかり発音しましょう。
・6小節:”Alles”の[e]が潰れないように。[A]で開けた口のまま発音します。
・6小節(テノール):4拍目、テノールだけリズムが違います。しっかり裏拍の”-ler”を発音してください。8小節も同様です。
・7小節:”Pflicht”の[p]も前に出してしっかり発音します。
・17小節(アルト):出だし、アルトだけリズムが違います。”Helft”を素早く処理して裏拍でしっかり”mir”が出てくるように。33小節も同様です。
・17小節:”Helft”の語尾はアルト以外のパートも同様に早めに二重子音を発音する時間を作ります。”speilen”の”sp-“も前の言葉を上手く処理して子音が聴こえるようにします。”jauchzen”の[ch]も全員揃って子音の時間を作りましょう。いつまでも母音を伸ばさない。
・19小節:”jubele”の”-le”は語尾です。そこで言い直さないこと。
・35小節:”und”と”zum”はリエゾンしない。”und”の[t]はあまり立てなくても良いが、その時間を作る。そして”zum”をしっかり発音すること。
・41小節:”Heil”と”gericht”を明確に分けましょう。”Heil”の[l]を揃えて発音し、”ge-“を言い直す。
第6楽章から先は次回練習します。
残りの時間で全曲通しました。
★Das neugebor’ne Kindelein(BuxWV13)
★Magnificat anima mea(BuxWV Anhang1)
★Was betrübst du dich, meine Seele(SWV335)
★Ein Kind ist uns geboren(SWV302)
★Jubilate Deo(SWV332)
★Meine Seele erhebt den Herren(SWV426)