練習箇所
・Das neugebor’ne Kindelein(BuxWV13)
・Alles, was ihr tut(BuxWV 4)
・Magnificat anima mea(BuxWV Anhang1)
・Ein Kind ist uns geboren(SWV302)
・Jubilate Deo(SWV332)
・Was betrübst du dich, meine Seele(SWV335)
記事
全体発声:48分
<内容>
★Das neugebor’ne Kindelein(BuxWV13)
・8小節:突然歌い出す。構えると音が揺れるので注意。
・15小節(下3声):ここの”Schar”の語尾は巻かなくてOK。軽く短く切って次のフレーズに移る。
・28小節(バス):1拍目のGに#が付きそうになるので注意。きちんと全音下りること。
・30小節,32小節:1拍目の”-lein”は歌い直さない。語尾にして収めること。
・37〜40小節:気持ちを込めてたっぷりと歌う。
・40小節〜:”singen”の[i]はもっと縦に開ける。日本語の「イ」にならないように。
・48小節(バス):1拍目の”frei”を極めて軽く取り、裏拍の”und”からは別の声で歌い直す。
・60小節(バス):2拍目のFの音は上から取る。
・80小節:”ist”の[i]ももっと縦に。「イ」にならないように。
・83〜85小節:”und”と歌い出した時に、どこに向かうのか考えて歌う。最後のハーモニーをもっと透明に。
・124小節:2拍分の音価を正しく伸ばす。短くなりすぎないように。
・126小節〜:沢山発音しないといけないため逆に慌てて急いでしまう傾向あり。特に”ist jetzt”のところで滑ってしまうので、表拍にある”ist”を少し長めに歌う。
・132小節:”Jesulein”は最初にアクセントがあり、語尾は収めます。これは繰り返し注意を受けているので各自確認してください。他の場所でも同じ言葉が何度も出てきます。すべて同じです。
・141小節:2拍目のハーモニーに注意。特にバスのE-Fisを正確に。
・150小節:”Jesulein”の語尾はたしかに収めるのですが、言葉として繋がっているように。単に力を抜くと哀れっぽくなるので注意。
・160小節:2拍目裏”wend’t”は裏拍ではあるが飲み込まないように。一つの単語として聴こえるように歌う。(134小節, 152小節も同様)
★Alles, was ihr tut (BuxWV 4)
2曲目
・3~6小節:八分音符の羅列にならないように。言葉の抑揚を意識すること。
6曲目
・69小節(テノール):付点二分音符の”auf”は早めに処理して裏拍の”so”の動きがわかるように。
・96小節:その前の間奏から和音が変わるところ。その変化をわかっていて歌い出す。
★Magnificat anima mea(BuxWV Anhang1)
・53~64小節:最初の”omnes,”はフォルテで歌い、コンマを作る。次の5小節間は1つのフレーズにする。”generationes”のアクセントである”-o-“に向けて盛り上げる。59小節からもエコーのようにはせず、2回とも同じ形にする。
・90~93小節(アルト):90小節出だしの音がくずれないように。正しいピッチで入ること。92~93小節のピッチが下がるので常に上から入り直す。
・129小節:” brachio”を1つの言葉にする。129-131小節がヘミオラになっているが、”-chi-“で歌い直さない。
・137~142小節:ここはガッチリと歌う。「神様が『自らの心の思いによって』高慢な者たちを蹴散らしている」と歌います。
・233小節~(アルト、テノール):舞い上がって歌う場所です。1つずつの音符ではなく、フレーズを長くとって歌うこと。
・291小節~:294小節からのピアノを活かすため、最初の3小節は盛大に歌う。そして最後エコーのようにさらりと。(但し終わり方はまだ未定)
★シュッツの3曲は1回ずつ通して歌いました。