練習箇所

・Ⅵ Ego enim inique egi (SWV58)
・Omnes amici mei (ZWV55-10)

記事

全体発声:40分

★Ⅵ Ego enim inique egi(SWV58)
24小節から最後までを丁寧に復習しました。
・24小節(全体):4拍目の裏拍で和音が変わることに注意。バスのCisの音程が低くならないよう注意。
・25小節(テノール):冒頭でHからGに下りる際のgの音程に注意。
・26~27小節(バス):”ego”の発音と音程をバス同士で合わせる。
・28小節(ソプラノ、テノール):”attenuaris”の”-s”は内切りにする。
・30小節(テノール):”tu attenuaris”の八分音符が走りすぎ。
・32小節(テノール):この小節の前は全休符であるので、歌い始めに注意。C(ナチュラル)の音程に注意。
・35小節(アルト):”subiisti”の”subi-“の音程と発音が曖昧にならない。
・38小節(テノール):冒頭のG(ナチュラル)の音は他のパートの音程を決める重要な音ので、はっきりと歌う。ずりあげない。
・42~47小節(全体):臨時記号の付いている音符の音程を正しく取る。
・47~48小節:”ego pomi”の”ego”(私)は本来無くても良い言葉であり、大きな声で歌うと自意識過剰に映る。逆に、”pomi”(貪る)は重要な言葉なので”ego”より強く歌う。
・49小節(アルト、バス):AとEの5度をハモらせる。バスは直前の導音Gisから取るので、高くなりすぎないよう注意。
・54小節(アルト):冒頭のCisの音を探っているように思われる。バスから5度で取り、パパッと音を出す。

★Omnes amici mei(ZWV55-10)
35小節~68小節をヴォカリーズで音取りしました。言葉は次回つけます。
・42~68小節(テノール):待ってましたとばかり地声の大きな声で歌うので、高音の音程が下がる。このような高音の多い部分は、裏声を効かす。
※補足
歌詞が”terribilibus oculis”(恐ろしい目)と刺すような言葉であるため、勢い声が大きくなる傾向になりますが、そこはグッと我慢して裏声で歌いましょう。

備考