練習箇所
SWV421
記事
全体発声:43分
<内容>
★2. Das deutsche Gloria in excelsis(SWV421)
・37小節~最後まで復習し、最後に全体を通しました。
1.フレージングについて
・メロディの入り方が ”ふにゃ” っとなる部分。音程もさることながらしっかりメロディラインを意識しましょう。例)37小節テノール(Der du der Welt…)、47小節バス(wollst uns gnadig, )、51小節バス(uber alles der Herr…)など
・フレーズの終わりの単語を清潔に内切りしましょう。次のフレーズにかからないように。例)28小節(Christ)、45小節(dein)、62小節(Schar)、70小節(wig-keit)、71小節(wig-keit)など。
・ポリフォニーでズレて入るところは、先行パートからつながる感じで歌うと良いです。例)64小節バス(und alle Welt…)先行アルトを意識。
・ハーモニー留意。例)50小節1拍目(テノール)h 音(und)下がらないよう(ウは息が漏れないようクリアに発音+アルトとハモり)、51小節~テノールとバスの二重唱)、59小節バス(f音)が半音低いe音(ミ)になっています。
・テノールは、動きのあるフレーズに来ると区切り(楽譜にないH系)が無意識に入ったり、少し自信の無い所で音の動きを角立てたりして、カバーしようとする傾向ありますので、もっとレガートで滑らかに歌いましょう。例)16小節(3拍目 al -)、 61小節(das be-kennt)、65小節(3拍目 so weit und breit)。
2.ドイツ語の発音について
・50小節テノール(und)ウの息漏れ注意
・51小節テノール・バス(uber)後ろの ber は 日本語のバ ではなく語尾のあいまい母音で。バにするくらいならベル(ber)と巻く方が無難。
・59小節(Majestate)マ・イエ・ステート state の s は前拍で処理。aウームラウトは日本語のエに近い。
・64小節(Engel)”g” は鼻濁音なので、前ン+柔らかいゲ。
備考
ソプラノで見学者の方が来られました。