練習箇所

・SWV429

・SWV430


記事

全体発声:41分

<内容>

★SWV429

・ドイツ語を歌うために楽譜音価ベース(リズム読み)ではなく、しゃべり抑揚で練習をしました。

・また、フレージングの中では、次の音を予測しハーモニーの移り変わりをあらかじめ分かって歌うことが重要。それができれば音程を精密に取る、ドイツ語の発音を正確に出すことができる。

・しゃべり抑揚が大事な箇所(出来ていない)

  2小節4拍目(und du gi-best…)など立て込んで言葉が忙しい箇所の抑揚。

  3小節2拍目( ihre Speise)のS(シュ)は前に出す。

  5小節2~3拍目 deineは軽く、mildeに少し重き(両方とも同じにならないよう)

  5小節4拍目 …milde Hand aufまでが区切りで、und~は次のフレーズ。

  6小節2拍目 alles, でいったん区切り、was da le-bet,は次のフレーズ。

  6~7小節目 Wohl-ge-fallenのfallenは、エルが2つだが発音はファーレンでなく、ファレンとlが短い。

  共通事項 英語のfish魚などで日本人は”フィッシュ”と”イ”を明確に言いたがるが、外国人は”フェシュ(あっさり)”とあいまい発音する。ドイツ語では ist などで”イスト”と言い過ぎないよう。

・フレージング・ハーモニー

  <Zweiter Teil>

  1小節(der du bist im Himmel!)ハーモニーを決めること。

  2小節4拍目(wer-de)ソシレの和音を透明に決めること。

  4小節目(テノール、アルト、バス) Zu-komm…の流れるような箇所では、①自分が思っているよりテンポが速くなるのでゆったり冷静に歌う、②各パートが追いかけ入るタイミングをスムーズに(バラバラにならない)。

  6小節3拍目(Him-mel)-melの部分ハーモニー決める。

  6小節4拍目(テノール also)低い音で入るがハッキリと発声すること。

  10小節4拍目(heute)その前に gib uns, Herr が連続するが、最後のHeite(今日)という意味も重要なのでHeiteは付け足しのようには歌わないこと。

  14小節2拍目(アルトテノールバス unsern )ここで一瞬ドミラの和音になる。ハーモニー決める。

  18小節(ü-belテノール)このフレーズが崩れないよう。テノールはウームラウトのあるフレーズがスムーズに歌えていない傾向あり。

  19小節1拍目 下3声 U-bel の最後のエル( l )揃えること。

  21小節4拍目 男声 und die の die(8分音符)の和声。あらかじめ予測して精密に発声すること。

★SWV430

・ドイツ語しゃべり

  1小節2拍目裏 dem の語尾は m 。次のdennの語尾は n で類似の言葉ですが語感がまったく違うので留意。

フレージング・ハーモニー

  1小節2拍目裏(dem)、3拍目( Her-ren) ハーモニー決める。

  2小節2拍目裏(バス)ist の”ド”が”レ”みたい感じている人がいる。

  3小節3~4拍目(テノール)Gu-te 高い響きで(弱く抜けてしまわない)。

  8小節(全パート)den jun-gen Ra-ben はレガート。男声は女声と同じ軽い響きキープ。

  11小節1拍目 kein Lustでひとまとまり。

  14小節(全パート) Der Herr hat Ge-fallen an … 軽やかに。リズム。

<Zweiter Teil:>はSWV429のZweiterなので52ページにちゃんと飛べるよう各自工夫してください。

以上