練習箇所
・SWV420
・SWV421
・SWV422
記事
全体発声:35分
★SWV420
・14~15小節(全パート):”Christe”の[i]は締め付けた様な発音をしてはいけない。(大昔、Mという先生がいて、「栗を捨てる様な発音するな」とおっしゃった事があります。)
・30小節(バス):”Begier”と”eleison”の間はセミコロンがある。一旦息を取る。
・46~48小節(バス):46小節の”eleison”の前にセミコロン、47小節の”eleison”の前にコンマがある。一旦息を取る。
★SWV421
・1小節(ソプラノ):第一曲が終わった後にオルガンで音を指示してもらうか要検討。
・7小節(テノール):”O lieber Gott”の前にコンマがある。仕切り直しをして歌う。
・40小節(バス):”laß”の[a]は短く発音する。ドイツ語のß(エスツェット)はsを二つ重ねたものと等価で、ドイツ語では同じ子音が重なるとその前の母音は短くなる。
・74小節(全パート):”Amen”の前は一瞬間を取る。(ヘブル語の”Amen”はその前に述べられた事に対して「その通り」いう意味を持ちます。)”Amen”になだれ込むのはやめましょう。
★SWV422
・11~13小節(アルト):11小節のCisの音が低くならないように注意。この音はAdurの和音の3度を構成している事を意識。但し、Cisに執着しすぎて、続く音のハーモニーが崩れないよう注意。13小節のDの音程にも要注意。
・33小節(アルト):冒頭のフレーズは上顎から発声する。
・34~35小節(アルト):34小節4拍目のEの音程はソプラノとのハーモニーを意識して正しく取る。但し、その前のCの音程が正しくないとEの音程も崩れてしまう。更に35小節の音程にも気を付ける。
・40小節(全パート):”dritten”の[t]の発音は跳ねない。ドイツ語では同じ子音が2つ続くのは直前の母音が短くなるだけで、日本語の「ッ」が入るのでは無い。
・43小節(テノール):”aufgefahren”に対応する上昇音階では盛り上げる。但し、盛り上げ過ぎて乱暴になってはいけない。(「待ってました」とばかり舞い上がり過ぎて、この世のものとも思えない程乱暴な歌い方をした人がいました)
・54小節(全パート):ここからは、快活にかつ厳かに歌う。(私たちを快活にする聖霊を讃えるパッセージ)但し、元気を出しすぎて乱暴になってはいけない。