練習箇所

・イスラエルの泉 第1番
・イスラエルの泉 第4番
・イスラエルの泉 第6番

記事

全体発声:45分
これまでは各アンザッツの練習にすべての母音を連続して歌っていましたが、母音それぞれの発音を明瞭にすることを目的に、1つ1つの母音を分けて練習しました。
つい、「次の母音は何だったっけ?」という方に気を取られがちですが、都度ゼロポイントに身体を戻すことや、瞬間的に立ち上げることを忘れずに取り組みましょう。

★イスラエルの泉 第1番
先週復習できなかったので最初からゆっくりしたテンポで復習しました。
・1小節(ソプ1):声を前に出すことを忘れずに。奥に入ってしまうとピッチが下がります。
・8小節(アルト):1拍目裏のFisと4拍目のFを明確に分けること。曖昧にならないように。
・16小節:3拍目で全員が揃って”Knecht”と歌います。[k]を拍の前に出せるように、”dein”の語尾のタイミングも意識しましょう。
・17小節:”ich bin”は軽く、”dein Knecht”の方に重みが来ます。半音上がるパートは上から歌い直すこと。
・18小節:アルトは3拍目裏のCは一瞬男声とぶつかることを意識して上から取り直します。男声は4拍目のFとAをアルトのCとのハーモニーを想像して入りましょう。
・19小節~:”rissen”の[ss]は詰まる音(促音)ではありません。「リッセン」にならないように。
・19~21小節:ソプラノ1,2の組とアルト&テノールの組で、それぞれ3度のハーモニーを意識して入ります。
・24~28小節(アルト、テノール):ソプラノ1,2とバスが交互に細かいパッセージで動く中、アルトとテノールが屋台骨になっている箇所です。充実したハーモニーを作りましょう。
・26~27小節(ソプラノ):低い音域からの上昇音形になっているが、”du”の音をしっかりと。特に27小節1拍目のEとCは、その前の語尾をスッと取ってしっかり歌い出す。1のアンザッツを意識することと、[u]の母音を前に突き出す。(ボーッとした音にならないように)

★イスラエルの泉 第4番
一度通して歌いました。

★イスラエルの泉 第6番
29小節まで音取りをしました。
・5小節(アルト):1拍目のHは2分音符ではなく4分音符+4分休符にしてください。(ソプ2のBとのぶつかりを避けるため)
・5小節(ソプ1):2拍目はFです。前後に出て来るFisとの混同に注意。
・7小節(アルト):1拍目裏のBは、その前の小節でFisを歌っているので取り難い。1拍目表にAを入れると取りやすくなる。
・18小節(テノール):3拍目のHはその前とハーモニーが違うので取り難い。間の休符に上のDを入れると取りやすくなる。(先生はカッコウの歌をイメージすると良いのでは?と仰っていましたが、各自やりやすい方法で会得してください)
・19小節(アルト):2拍目はEです。Esではないので注意。上から取り直すように。(20小節も同様です)
・19小節(バス):3拍目裏はBです。Hではないので注意。
・26小節(男声):その前のソプラノ2声からメロディが繋がっています。オクターヴ違うので分かり難いと思いますが確認しておいてください。

備考

♪次回は30小節から先に進みます。