練習箇所

・シャイン イスラエルの泉 第16番、第18番、第21番

記事

全体発声:30分

★イスラエルの泉 第16番
・36~51小節(全パート):”morgens die Freude”を速く歌うための練習。
 まず、”die Freude”の練習をする(dieは軽く発音)。
 次に、”-s die”の練習をする([s]はツに近いス)。
 さらに”morgens”の練習をする。
 [n]は舌を硬口蓋につけて発音する時間は無いので軟口蓋に近づけて発音。
以上の様に分解した練習が良い。

★イスラエルの泉 第18番
・46小節(アルト):低いFの音を倍音豊かに歌う。(なぜならば、ソプ1、ソプ2のA, DはアルトのFからオクターヴ以上離れているが、この様な場合は倍音が重要な働きをする。)
・47~56小節(アルト、テノール、バス):48小節、52小節、54小節、56小節の”allein”に対応する付点全音符の和音のハーモニーに注意。
・60~65小節(全パート):”jetzt tu”の発音について。”jetzt”の語尾の[t]と、”tu”の[t]は本来分けて発音するのが筋ではあるが、テンポが速い箇所は発音が困難なため、”jetzt”の語尾[t]を省略してもよい。但し[t]の『時間』を確保し、次の”tu”に突っ込まない様にする。
・60小節(アルト):Cisの音程を正しく取る。(Aの和音の3度なので、低くなると明るい響きが無くなる。)
・61小節(テノール):”tu”の後にコンマがある。次の”loben”との間にポーズを入れてリスタートする。

★イスラエルの泉 第21番
9小節までヴォカリーズで音取りをし、最後に歌詞をつけました。
・4小節(アルト):Fの音程はバスのEを良く聴いて取る。
・8小節(アルト):”unruhig”に対応するGisのオクターヴ下降は、テノールのAと半音でぶつかる事もあり注意を要す。
(この半音は”unruhig”「動揺した」に対応する不協和音を創出するものです。アルトの皆さんは、自分がこれは厭だと思って”unruhig”になると、音楽はフニャフニャになってしまいます。演劇でヒールの役回りに当たった役者の如く張り切って取り組み、見事な演技力を披露して下さい。そのためには、練習、練習、また練習です。)

備考

♪テノールに見学の方が見えました。
♪次回は総会を行います。