練習箇所

・Jubilate Deo
・Ein Kind ist uns geboren

記事

全体発声:39分

<内容>

★Jubilate Deo
・通底の単音のみで通して復習しました。
・男声:表声と裏声が融合した声で歌いましょう。
・105小節〜:”generationem”は滑らかにつなげる。

★Ein Kind ist uns geboren
・”Ein”は軽く、短めに。
・”geboren”の”bo”の付点2分音符に気持ちを込めましょう。音を膨らませて、語尾は収めます。
・”gegeben”もほぼ同じです。
・”ist”の”i”の母音がきつくならないように。(人間の話言葉でなく動物が鳴いているとイメージ)
・5小節(アルト):出だしをソプラノと合わせる。

<38〜48小節>
・”welches”:”w”の振動が感じられるように。語尾の”ches”が「ヘス」にならないように。
 直前の子音”l”が出来ていれば自ずと正しい発音ができます。
・”Schulter”:”Sch”を立てる。(少し前倒しする)
 また、日本語の「シュ」だと、きつくなります。口の中が空いていて空気が回り込んで発音すると柔らかくてふくよかな響きになります。

<49〜72小節>
・この部分は外声がデュエット、内声がカノンになっています。その構造を理解して表現しましょう。
・60小節は止まらず、まっすぐ次に進みます。
・”Wunderbar”の”bar”が2分音符に乗っかっているところは強く押しがちですが、語尾なので程よく収めるようにしましょう。(バス)
・上三声の”Ewigvater”の語尾も同様です。

<73〜93小節>
・86小節(バス):このフレーズを慌てず落ち着いて歌いましょう。(特に16分音符)
 更に”auf”と”dem”を少し分けて歌うともっと余裕が出来ます。
・”Herrschaft groß”に気持ちを込めましょう。
・”groß”:母音の特徴をよく出しましょう。(閉じた響きで尚且つよく響かせて)
・”Ende”:最初の母音を長めにする。そして語尾を押さないように。

<74小節〜最後>
・”daß ers zurichte”のフレーズの中で大事なところは2分音符の”ri”です。その前の”daß ers zu”はアウフタクト的な位置付けなのであまり重くならないように。
・”ers”:”e”は少し長母音のようにしてください。
・103小節から出てくる”solches”のように言葉のアクセントと拍子のアクセントがずれているところがありますが、言葉のアクセントを優先してください。
・語尾を語尾らしく処理することを考えながら歌いましょう。特に101小節のように語尾が全音符など長い音符の時は要注意です。
・120小節〜(バス):小節線をまたいでタイで繋がっている音符が間延びしないように。
 言葉の抑揚に合わせて歌うと、うまく処理できると思います。(タイの部分が言葉の語尾になっています)
・123小節(テノール):他のパートより一足早く”Zebaoth”を歌い始めて格好がいいところなので、目立つように歌い出しましょう。

備考

♪バスパートに見学者の方がいらっしゃいました。