練習箇所

・Ein Kind ist uns geboren(SWV302)
・Meine Seele erhebt den Herren(SWV426)

記事

全体発声:39分

★Ein Kind ist uns geboren(SWV302)
・5小節(アルト):歌い出しで、音を探らないでパッと出る。
・94~97小節(バス):”daß ers zu”までの四分音符は軽くして、次の”richte”に重心をのせる。”stärke”の語尾は曖昧母音にする。

★Meine Seele erhebt den Herren(SWV426)
・1~2小節:出だしの”meine”は、待ってました、というような力尽くでは歌わない。
・4~6小節:”erhebt”の”-he-“は音を立てる。
・11~12小節(バス):二分音符であっても”und”は接続詞だから軽くして、次の”mein Geist”に重心をのせる。(17~18小節も同様) 
・19小節:”Gottes”の語尾は曖昧母音にする。
・20~21小節(アルト):”Heilandes”はEとDisの半音移動であるが、Eの音が低くなりがちなので注意。
・23小節(アルト):”denn”はパッと出る。準備を意識しすぎて強い息継ぎをしない。
・26小節(バス):”elende”の最初の”e-“は、FではなくFisの音です。
・31小節:”von nun an”の”nun”の発音は短くならない(そもそも、”nun”は長母音であるし、”von an”は単に起点を表す前置詞であり”nun”が中心をあらわしている)
・35小節(アルト、テノール):”alle”の立ち上がりでは、3度のハーモニーを保ち合ってパッと合わせる。
・40~41小節(テノール):”denn”はシンコペーションであることが解るようにしっかりと歌う。但し、大声になってはいけない。 
・42~43小節(アルト):”große”のDの音が、前音と同じ音程であるにもかかわらず、フラフラしています。
・45~46小節(上3声):3声で聴きあって、不協和音による緊張した雰囲気を出す。
・54~55小節:不協和音を含む和声進行に注意を払う。

備考